渋い柿の渋みは、タンニンという物質です。
特に柿タンニンと呼ばれています。
このタンニンには、殺菌作用と抗酸化作用があります。
雑菌の繁殖や汗・汚れが酸化することで悪臭を放ちますので、タンニンが体臭を抑えます。
また、消臭効果があり、デオドラント商品の多くに、消臭成分として活用されています。
例えば、加齢臭は「ノネラール」という物質が原因で起こります。
ストレスが多かったり、肉をよく食べるとノネラールの発生量が増えると言われています。
柿タンニンは、このノネラールと結合して悪臭を消します。
柿タンニンはポリフェノールの仲間です。
ポリフェノールといえばワインに含まれていることがよく知られていますが、渋柿にはワインより十数倍のポリフェノールが含まれています。
香りでニオイをごまかさないので、柿タンニン配合のボディソープなどは女性に人気があります。
女性のデリケートゾーンは、アンモニア臭、生理、おりものといったニオイが混ざり、独特の臭いになることがあります。
蒸れるといっそうきつい臭いになることも。
柿タンニンには、消臭持続力がありますので、気になる方は柿タンニン配合のボディソープをおすすめします。