赤ら顔「氷で冷やす」がNGなわけ

寒くても暑くても顔が赤く見える「赤ら顔」。ネットで赤ら顔の治し方を調べてみると「氷」や「冷水」で冷やす方法がたくさん出てきます。でもこれ、実は赤ら顔には絶対にNGなんです。

そもそも血管は温めると体温を下げるために拡張し、冷やすとそれ以上体温が下がらないように収縮します。
お風呂に入って温まったところを冷水で冷やす。⇒室温で元に戻る。
スポーツをして体温が上がったところをまたまた冷やす⇒元に戻る。
このような激しい温度差が繰り返されるといつしか血管は広がって戻りづらくなってしまいます。

また、こうして血管を冷やすことは自律神経の乱れにもつながります。
自律神経が乱れると一時的に血管が拡張したりするので、これもまた赤ら顔の原因となり得るんです。

では、正しい赤ら顔ケアの方法は?というと
・気温差の大きいところではできるだけマスクなどで顔を保護する
・刺激の強い食べ物の摂りすぎに注意する
・肌への刺激を避けて、高保湿化粧水などでしっかりと保湿する
これらのことに注意して生活するようにするといいです。
それでももし赤みが引かないときには病院で相談してみましょう。