私は中学時代、卓球部に所属していました。今思うと、あれだけ体を動かし、あれだけのめり込んだスポーツもありません。最初に卓球に興味を持ったのは小学生時代で、友人の家に遊びに行った時です。
友人は卓球台を持っていて、友人と卓球で遊ぶ日々の中で楽しいと思っていました。
中学に入り迷わず卓球部に入り、本格的に卓球を学びました。練習はきつく、最初は校庭を何周も走らされ、素振りばかり、先輩が打った球拾いなど楽しいとは言えない内容でした。しかし卓球が強くなりたいという一心で部活を頑張りました。
そして月日が経ち、郊外試合で運命の出会いがありました。その子はM君と言いますが、自分より年下ですが回りからは天才と呼ばれる逸材なのです。
彼は見た目は細く、地味でいたって普通なのですが、いざ卓球の試合になると凄いオーラを放ちます。中学1年にしてプロ意識と言いますか、卓球に対して練習に対して一切の妥協をしません。そんな彼と試合で対戦しましたが、案の定ボロ負けでした。
それから私の中で燃えるものがありましたね。
部活には今まで以上に気持ちをいれ、彼と同じクラブにも入り猛練習をしました。結果中学を卒業する時には彼から「強くなったね」と言われました。嬉しかったですね。彼との戦績ですか？
0勝30敗くらいじゃないですかね 笑